伊澤総領事挨拶 (メールマガジン2019年11月号)

冬到来です。いきなり寒くなりましたが,皆様お元気でしょうか。

10月も重要なイベントが沢山ありました。先般,ブリュロット・ケベック州駐日代表を邦人企業の方々に紹介させて頂きました。彼は今年の6月に駐日代表に就任しました。ケベックは州ですので「大使」ではありませんが,ケベックの特殊事情に鑑みれば事実上の「大使」です。当総領事館と「ブ」代表とは日本とケベックとの関係を発展させるという共通の目標を有しており,就任以来,緊密に連携しています。

10月後半には,モントリオール国際旅行博が開催され,日本からも各地方から代表者が参加されました。総領事館のブースでは,姉妹都市の広島にちなんで折り鶴のコーナーを設けました。カナダ人に鶴を折って頂くのは難しいのではないかと心配していましたが,皆さん器用に鶴を折られているのを見てうれしく思いました。

現在,総領事館で調整を進めている案件として,日本人学生のインターンシップの支援があります。当地に留学している日本人学生は,インターンを望んでも,当地企業は英仏語のバイリンガルを採用条件としているため,学生に意欲があってもインターンができません。そこで,総領事館でインターンを受け入れることとし,その準備を始めました。いずれはインターンシップを当地で広めて,日本人学生の支援を強化したいと考えています。

祝賀としては,先日,ジャン・ドリオン元ケベック州駐日代表と中村浩之・柔道「志道館」会長の令和元年秋の叙勲が発表されました。ドリオン氏は,駐日代表時代における日・ケベック州関係強化へのご貢献にとどまらず,連邦下院議員としても政治レベルで日加友好関係の増進にご尽力されました。現在も日本の良き理解者として,当館の活動にご支援頂いています。

中村氏は,ケベック州における柔道チーム「柔道ケベック」や全カナダチーム「柔道カナダ」の首席コーチを歴任され,優秀な指導者としてオリンピックや世界選手権等のメダリストを含むカナダ人柔道家を多く育成されました。お二人のこれまでのご功績に敬意を表するとともに,お祝い申し上げます。

最後に,先日,福島特命全権大使が国際民間航空機関代表部大使として,当地に着任されました。組織は異なりますが,当地における日本外交のプレゼンスの拡大は大変結構なことであり,当地の日本人コミュニティを代表して歓迎を申し上げたいと思います。

在モントリオール日本国総領事
伊澤 修