伊澤総領事挨拶 (メールマガジン7月号)

令和2年8月12日

3月以来の久しぶりのメルマガになります。皆様、如何お過ごしでしょうか。

7月に入り、ケベック、モントリオールでは、コロナの感染は比較的落ち着いています。6月、感染が完全に収束していない段階で、経済活動を再開することについて懸念があったのですが、幸いなことに、これまでのところこの懸念は現実化していません。

しかしながら、感染が抑えられているとはいえ、依然としてモントリオールでも毎日数十名の感染者が出ており、私たちはコロナウィルスとの共存を強いられています。既に私たちの日常にも様々な面で影響が見られます。ケベック州政府は公共スペースにおいてマスクの着用を義務づけました。大変結構なことだと思いますが、当分マスクが不可欠な日々が続くことになります。また、近い将来、日本との往来が自由化される見込みは薄く、仕事や家族の動きに大きな制約をもたらしています。更に、こうした移動の制約から、当面当館館員が各地に出張して皆様に領事サービスを提供することができなくなっています。そのため皆様に不自由をおかけすることになりますが、当館としては、オンラインや郵便を使っての事務処理等により、できるだけ領事サービスに支障が出ないよう努めていきます。

このように大きな制約がありますが、総領事館としてはできるだけ通常に近い活動を維持していく考えです。今回のこのメルマガもそのような試みの一環として再開することとしました。これから当地は夏休みの時期になりますが、皆様におかれましてもお身体に気をつけて、カナダの短い夏を楽しんでください。

在モントリオール日本国総領事
伊澤 修